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【ホームステイ】留学でホームステイを一度は経験しておくべき理由

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こんにちは。留年フレンドです。

留学時の生活手段としてホームステイを考えている人も多いのではないでしょうか?
まず、留学時の滞在方法としては、下記のようなものがメジャーかと思います。

✔ホームステイ
✔シェアハウス
✔寮(語学学校などに付随していることも…)

その中でも僕はホームステイを2回経験しておりますが、結論「一度はホームステイをすること」をおすすめします!
今回はそんなホームステイのメリットを、僕自身のエピソードを交えながら紹介しようと思います。

⑴家事をする必要がない


まずはこれですね。

一人暮らしをしたことがある方は分かると思いますが、1日のうち家事に費やす時間ってかなり多くないですか⁉

例えば、

・朝起きてからの朝食の準備 (シリアル程度なら)10分

・洗濯機を回す 30分

・その間に食器を洗う 15分

・洗濯物を干す 20分

・足りなくなった食材を買いに行く 30分

・また自炊… 60分

……

などなど、適当に挙げてみただけでも1日に2時間以上は家事に費やしていることになります。特に海外では洗濯をコインランドリーでする方も多いので、移動時間なども含めるともっと多くなりますね。(そう考えると、おかんはスゴいなぁ…。)

でも、やっぱり高いお金を払った貴重な留学生活なので、極力有効に時間は使うべきだと思います。例えばシェアハウスや寮で生活したとすると、このような家事作業は自分で行うことになりますしね…。

ホームステイの場合は基本的に、

✔1日2食or3食が保証されている

✔食器洗いなどは基本的に家族がやってくれる

✔洗濯は週に2~3回だが、すべて家族にやってもらえる

などなど、言ってしまえば「実家暮らし」のような快適さを味わうことができます。甘えすぎるのは良くはありませんが、その分語学の勉強などに費やせると思うと得られるメリットは大きいと思います。

【コラム1】ホームステイにおけるビジネス目線とは…?

ちょっとショックな言い方に聞こえるかもしれませんが、「留学生を受け入れる(=ホームステイ)」とは、現地の方にとってはビジネス目線も加わっています。

滞在料金×日数=収益

というように、留学生を受け入れてお金を稼ぐことが、家計を支える基盤になっている家庭も多く見受けられます。

僕は留学時に、「ホームステイ→シェアハウス」といった 流れを踏んでいました。ただ次の家がなかなか見つからなかったために、元いたホームステイの家に追加滞在することになりました。すると滞在費や生活費を「日別換算」で事細かに請求されたのを覚えています。

当時は「え?少しくらいタダで止めてくれてもいいじゃん…。」って思っていましたけど、

やはりそれで生計を立てていると考えると申し訳ない気持ちになり、咄嗟に銀行にお金をおろしに行って、ホストマザーに支払ったのを覚えています。

【コラム2】海外のお弁当事情とは…?

留学時にホームステイをすると、お弁当を作ってもらえることが往々にしてあります。
特に、フィリピーナ家庭に配属されたあなたはラッキーかもです。

いかんせん料理がおいしい!

これ、僕が留学中に学んだことのBest3には入る発見なんですけど、フィリピーナの方は料理が非常に上手です。というのも、フィリピンは料理の味付けに生姜やスパイスを多く使う、かつ味付けが日本食と似通っているところがあるので、日本人の我々にとっては非常になじみ深い味になっています。ゆえにお弁当も基本的においしいものが多いです。

僕が今までに作ってもらったお弁当は、海鮮焼きそば風の麺料理や、なぜかフィッシュアンドチップスもありました…(笑)

一方で語学学校の友達で、彼のホストファミリーがドイツ出身の方がいたのですが、お弁当は「ジャガイモのまる茹で」がそのまんまタッパーに入っていたりと、クオリティにかなりの違いはありました…。

あとはデザートとしてそのまんま入っていたバナナを、街中のホームレスにおすそ分けしていたりしていました。

⑵家族との交流の時間が作れる

何よりも一番のメリットが、家族とともに過ごす時間ができることではないでしょうか?
実際にホストファミリーと過ごすということの中でも、たくさんの良いことがあります。

■わからないことがあったらすぐに教えてくれる

留学したばかりの時は、相乗以上にわからないことが多く不安ものです。例えば定期券の買い方など。

語句が留学していた地域では、電車に乗るにはトークン(日本でいう回数券的なもの)と、通常の定期券がありました。最初は「いや、どこでどう買えばええねん。」といった感じでしたが、ホストブラザーが教えてくれて、無事学校への定期券を購入することができました。ちなみに、定期券がまさかのコンビニで買えました…。

■英語の勉強になる

これはかなり大きいのではないでしょうか?例えば語学学校に通ったとして、あなたの周りにいる友人は「英語を学びに来た非ネイティブ」がほとんどです。

発音の仕方や文法など、生の英語で日常会話を話す機会はそこまで多くはないのではと思います。

一方で、ホストファミリーと生活するうえでは小さなコミュニケーションでも必須となりますので、必然的にネイティブの方と話す機会が増えます。英語の練習をするという目的があればこれ以上にない環境ですね。
ちなみに僕が留学していた家庭では、4歳の女の子がいて、よく僕の話相手になってくれました。使う表現が簡単なものでしたので、英語を学び始めたばかりの僕にとって同じレベルで話すことができました…(笑)

■現地の生活を学べる

これも面白いもので、各国の生活を間近で見ることができます。

僕の家はフィリピーナの家庭だったので、家族の交流時間が多い、家族との時間を大切にするといった特徴がありました。実際に日曜日は必ずと言っていいほど庭でパーティーをやったりしていて、普段夜遅くまで仕事をしていたお父さんも、日曜は家族と過ごしていましたね。。。

また、家事をきちんと分担してやるといった風習も珍しくないです。お婿さんが毎日料理をして、お母さんが洗濯をするというように、家事への理解があるのも特徴でした。

ちなみに、次男がラッパーみたいな感じのヤンキーだったのですが、それでも毎日食器洗いをしていたのはかなり印象的でしたね…。

■第二の家族ができる

この記事を読んでいただいている皆さんは、日本に家族がいると思います。同じように留学先でのホストファミリーは、二番目の家族としての大事な存在なることでしょう。

先述したように、ホームステイとはビジネスの一環ではありますが、関係をどう築くかによって、帰国後も繋がれる存在になることができます。
僕は今でも高2の時に留学した時のオーストラリアのホストファミリーと定期的に会っています。日本で自然災害などが起こると、必ず心配の連絡をくれたり、オーストラリアの空港で所持金がゼロになった時には空港まで迎えに来てくれ、しばらく家に泊めてもくれました。
このようにずっと関係が続く家族になるのは、個人的にすごくうれしいことです!

 

いかがでしたでしょうか。この記事ではホームステイのメリットを紹介しました。
別記事では、ホームステイで気を付けるべきことも紹介しておりますが、それでもなおホームステイは経験すべきかと思います!