今回は海外に留学していた留年友達の話を元に記事を作成しています。
こんにちは。留年フレンドです。
さて、英語圏での留学先を探している人は想像以上に多いと思います。
そして留学先に何を求めるかは人それぞれですよね。
留年フレンドの僕は大学4年の時にカナダに長期留学をしていました。
え、「Canada」って意外とみんなよく知らなそうで面白そうじゃん!
国土面積No.2か! なんかホストのNo.2にみたいでかっこいい奴やん!
という不純な動機でしたが、結果カナダはめちゃくちゃに住みやすく、最高の国でした。
これから留学を考えている人にとって、「どの国を選べば良いのだろう?」と考えている人も多いと思います。このページでは、下記のポイントに絞っておすすめの国をまとめました。
✔ リゾート気分を満喫しつつ、異国感をとにかく味わいたいあなたへおすすめの国
✔ 日本語なんて絶対使いたくない!英語力をひたすら伸ばしたいあなたへおすすめの国
✔ いろんな国の友人を作りたい!ワールドワイド志向のあなたにおすすめの国
幸い僕の周りには留学を志す人が多かったので、いろんな国の、生の体験談を聞くことができました。この記事では、3か国のメリット・デメリットをそれぞれお伝えしようと思います。
✔ リゾート気分を満喫しつつ、異国感をとにかく味わいたいあなたへおすすめの国
フィリピン
最近はいろんなところで見かけますね。「憧れのリゾート 『セブ島』で格安留学!」 みないな広告
結論これ、本当です。フィリピンは実は7,000を超える群島から成り立つ国で、日本でいうと石垣島や小笠原諸島のような美しい島々が、死ぬほど多いのです!そんなフィリピンに留学するメリットとデメリットを見ていきましょう。
【メリット】
■やはり一番のメリットといえば有名なリゾート
アメリカの大手旅行雑誌『Travel+Leisure』で世界一の島として選ばれたエルニド島をはじめ、フィリピンはリゾート地としての知名度が非常に高いです。また、代表的なリゾート地として有名なセブ島以外にも有名な島はたくさんあるのです。
アジアNo.1ホワイトビーチといわれる、ボラカイ島や、ハリウッドスターも訪れるといわれるコロン島など、
エメラルドグリーンの海でマリンアクティビティなんかしたら、もうただのセレブですね。
■留学費用・物価が安い
フィリピンはいわば発展途上国です。日本やアメリカ、イギリスなどと比べれば圧倒的に物価は安いので、コストを抑えたいという方向けには非常に良い環境ではないでしょうか。
確かコンビニでビールを買ったときには、日本円で30円くらいだった気がします。
そして留学に必要な、語学学校の授業料なども、フィリピンは破格の値段です。
☆(参考)各国の渡航費/生活費/授業料の合計金額の目安
こうしてみると、アメリカ、イギリスのような国々に比べて、約8割も節約できることがわかりますね。うーん、安い!
【デメリット】
■治安が悪い地域がある
日本と比べると治安は劣りますが、普通に暮らす分には特に危険に感じることはないでしょう。ただ、フィリピン全体として貧富の差が非常に激しいという特徴があります。タクシーで移動していると、物乞いの子どもたちが窓を叩いてくる、ということもしばしば…。ただ命に関わるような危険はないといって良いでしょう。
一方首都のマニラでは政権が不安定なこともあり、強盗などの事件も多く発生しております。ただマニラに行くことといえば、セブ島までの乗り継ぎでマニラの空港を使うことくらいかと思います。僕も深夜乗り継ぎでマニラ空港を利用しましたが、老若男女多くの人がおり、特に危険を感じることはありませんでした。
結論、油断はできないくらいの感覚でいれば大丈夫です。
✔ 日本語なんて絶対使いたくない!英語力をひたすら伸ばしたいあなたへおすすめの国
アイルランド
はい、アイルランドと聞いて、「どこにあるねん」と思った人は正常です。だって知名度低いもん。
アイルランドはイギリスの真横にある島国で、人口は480万人くらいです。日本だと福岡県くらいの人口ですかね。(ピンとこない例えですみません…。)
有名なものといえばウイスキーですね。特にジェムソンやブッシュミルズといった銘柄は、バーに行く方ならよく耳にするのではないでしょうか。
そんなアイルランドの魅力を紹介していきます。
【メリット】
■日本人(アジア人)が少ないので、日本語を使う機会がない
そもそもなんでアジア人が少ないの?ということにはなりますが、この理由はシンプルです。知名度が低いから!の一言に尽きます(笑)
もう少し詳しく話すと、留学斡旋施設などにおいて、カウンセラーがアイルランドを進めてくる頻度が少ないといったところでしょうか。
日本の留学斡旋施設では主に、オーストラリアやアメリカ、ニュージーランド、イギリスなどの語学学校と提携しているところが多く、逆にアイルランドの語学学校を斡旋する業者はほぼほぼ聞いたことがありません。
これって、英語力を伸ばしたい人にとっては本当にチャンスです。
なぜかって…?
日本語を話したくても話す相手がいないからです。
実際、僕がカナダに留学していた頃は、語学学校のクラスの半分が日本人というくらい、大量のジャパニーズがおりました。
一方で、「日本語なんて使わないぜ!」 「日本人と話したくないわい!」って思っている人多いと思います。僕も最初はその一人でした。
ただこの規約、守るのは相当難しいです。
留学したばかりだとわからないことも多く、かつ英語力も乏しいので、必ず日本語での情報交換が必要となります。銀行口座のつくり方や、定期券の購入方法など生活するうえで必要な情報は様々です。
一方でこれらの情報を得る方法としての日本語が使えないとなると…
大変ですけど、英語力は確実に身に付きますね…。
友人でアイルランドの田舎に留学していた人は、僕と同じ1年足らずの留学でしたが、帰国したときにはTOEICで975点を叩き出し、かつ現在は外資系保険企業の海外部門で働くほどの英語力を身に着けて帰ってきました。恐るべし。
■おしゃれなカフェが多い
先述のウイスキーのように、やはりアイリッシュパブや、バーなどが注目されますが、実は世界のバリスタが集まる大規模なコンテストが開かれるほど、アイルランドはカフェ大国でもあるのです。
スタバなどのチェーン店のみならず、個人経営の小さなお店なども街には充実しており、朝から列に並ぶ方も少なくありません。
また、アイルランド人の特徴として非常に社交的な部分が挙げられます。そのためにかフェアで話しかけてくる方も非常に多いです。アイルランド人にとってはカフェ=社交の場という考えなのかもしれませんね。でも英語力を伸ばしたいという観点だと、現地人と話せるメリットは大いにあると思います。
【デメリット】
■物価が高い
これはよく耳にすることですが、北欧では物価が非常に高いです。
世界の物価の指数を表すためによく、ビッグマックの価格を指標とする図り方がありますね。こちらをビッグマック指数といいます。
日本のビッグマック指数は2020年現在、380円程度で世界順位は35位あるのに対して、
アイルランドのビックマックの価格は550円程度と、日本のほぼ1.5倍であることがわかります…。
ちなみにこんなに高いアイルランドでも、ビッグマック指数は11位です。
1位はなんと、スイスの749円でした…!驚愕ですね…。
アイルランドで物価が高い理由として、消費税率が23%と世界的に見ても高いことが挙げられます。ただし食料品などは非課税など、細かく規定はあるので一概にこれが悪いとは言えませんね。
✔ いろんな国の友人を作りたい!ワールドワイド志向のあなたにおすすめの国
カナダ
ハイ。とうとうきました。僕の第二の母国カナダ!!!
もうカナダについて書いたら24時間くらい記事を書けるのですが、いったんここはカナダ留学のメリットとデメリットだけ記載しますね。
【メリット】
■多国籍が集まる国なので、いろんなカルチャーに触れることができる
アメリカが「人種のサラダボウル」と言われていますが、実はカナダもかなりのサラダボウル具合です。というのも、僕はシェアハウスで生活していたのですが、同居人は
・イラン人の外交官
・アフガニスタンとロシアのハーフのカナダ人
・ケニアのお坊ちゃま
・ニュ-ヨーク出身のエンジニア
・埼玉出身のただの大学生(ぼく)
こんな感じの構成で居住していました。もう国籍をふんだんに使った状態ですね(笑)
でも実際、多国籍の文化を知るってすごく面白いですよ!
例えば僕の隣の部屋の、イラン人外交官は、毎朝8時に家を出て、夕方4時に帰宅していました…!
めちゃくちゃホワイトやん…。
そんな一件を目の当たりにして、僕は現在人材系企業で「はたらき方」を考えるコンサルタントをやっています。
■差別が少ない
これ、結構大事かもしれません。
厳しいことを言うと、こんなことでめげてては留学なんてできないかもしれませんが、にしても差別なんてこの世からなくなるべきですね!!
例えば、実際オーストラリアの田舎とか行くと、からかわれること多いですよ…。
黄色人種はイエローモンキーといわれているので、街中でいきなり猿のマネをされたり…。
ただカナダは、中国人、韓国人などアジア出身の方が非常に多く、一方で黒人の割合も非常に高い。
いろんな大陸から人が集まってきているので、多様性に関して非常に寛容です。1年間過ごしていて、差別的な発言を受けたことは一度もありませんでした!
【デメリット】
■寒い。とにかく冬は寒い。
冬は本当に寒いです。とにかく寒い。
僕が住んでいたところはトロントなのですが、冬になると最低気温がマイナス20℃に達するような過酷な環境でした。
まあマイナス20℃っていまいちピンときませんよね…。
例えば、
・鼻毛が凍る
・もちろん鼻水も凍る
・屋外で皮膚を露出すると痛い
・洗濯物が凍る
などなど、日本では見れないような、珍現象が多発します。
真冬に庭にシーツを干してたら、10分くらいでシーツが直立できるくらいにはカチカチになってましたね…。
そのような正直面白みもたくさんあるのですが、寒いのが苦手という方が避けたほうがいいですね。
ただ、基本的にどこの家にも暖房が家中についていますので、家の中でも凍えるといったことはありません。
いかがでしたでしょうか。
今回は、個人的に留学の国というとアメリカとオーストラリアが主流なのかなと思っていたので、敢えてそれら以外のフィリピン・アイルランド・カナダの3つを紹介させていただきました。
どれも非常にいい国なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。